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2007年4月29日 (日)

1976年のアントニオ猪木

ようやく入手して8割がた読みましたが、猪木の実力は認めつつも、その卑劣さを徹底的に暴いており、なかなか読み応えがある。例によってタイトルの団体名など細かい間違いはありますが。

内容としては、ルスカ戦、アリ戦、パク・ソン戦、ペールワン戦を関係者に取材し徹底的に検証しているのですが、特に、アリ戦、パク・ソン戦の真実は興味深かった。 いままで出版された関係者の著書では、書ききれなかった「事実」が浮き彫りに。しかしあえて「真実」とは書かないでおきましょう。

まぁ、猪木の素晴らしさ、卑劣さを咀嚼したつもりだった私でも、「猪木はこれほどまでか!」と、自分の猪木という人間への認識の甘さを痛感させられる一冊である。

パク・ソン事件についてはこちら。

http://www.showapuroresu.com/file/file12.htm

1976年のアントニオ猪木 Book 1976年のアントニオ猪木

著者:柳澤 健
販売元:文藝春秋
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2007年4月22日 (日)

不滅の国際プロレス レビュー6

いよいよ、最後のディスクです。

1.大木&木村 VS ブルーザー&モンゴリアン・ストンパー

80/3/15 越谷市体育館。8ミリ素材。この試合もテレビ録画素材が出回っております。当時のブルーザーは往年の迫力は薄れていたが、ネームバリューはまだまだ衰えていなかった。ストンパーも子分扱いにされています。

2.浜口 VS ブルーザー

80/3/20 大和車体工業体育館。8ミリ素材。和製ブルーザーと本家ブルーザーの激突! もう10年早く見たかった。

3.木村&浜口 VS スミルノフ&K・K・クラップ

80/11/1 後楽園ホール。このシリーズのハイライトはスミルノフとクラップの仲間割れで、その試合の映像も残っているが、なぜかフィニッシュ前に放送が終わったこの試合が収録されている。

4.マイク・ジョージ VS ジム・スター

81/1/7 館山市民センター。テーズ杯争奪戦予選。しかし地味な顔合わせ! このシリーズの素材も結構残っているのに、なぜこの試合をチョイスしたのかなぁ?

5.井上&原 VS G・ジョー&カール・ファジー

81/6/25 鈴与記念体育館 IWA世界タッグ選手権。ヘビー級に成長した原の勇姿が映し出されています。ジョーも崩壊まで国際に参加し続けて、本当に義理堅い男です。

スタジオトーク

流智美さんが司会で、菊池孝さん、門馬忠雄さん、竹内宏介さんというプロレスマスコミ界の大御所が国際プロレスについて喋り捲ると言う素晴らしい企画。内容は見てのお楽しみとして、マニアックなポイントを書いておきますと、ジョーとザ・キラーのコンビが登場している試合が収録されています。画質も非常によいので、フルで収録してほしかった! また、女子部の試合も高画質のものが使用されています。1試合ぐらい女子の試合を入れても良かったのでは? 白井元プロデューサーなどテレビ東京関係者の証言は貴重です。

ビル・ロビンソン トーク

これも流さんの司会で、ロビンソンと宮戸優光が、ガニアVSロビンソンのAWA選手権のビデオを見ながら解説をつけると言う企画。ロビンソンの解説は説得力がある。

以上、DVDボックスのレビューでした。
残念なのは、数多く残っている54年以降の素材のチョイス。ポール・エラリング、スパイク・ヒューバー、スティーブ・オルソノスキー、ロン・バス、レイ・キャンディ、ジェーク・ロバーツ、エローデスをはじめとするEMLL系のメキシコ勢・・・など、多くの素材が流通しているのに、なぜ収録されなかったのか? メキシカン・ルールのタッグマッチなんかは見ごたえがあるのになぁ。もしかして、続編用においているのか?しかし、40年代から50年代前半の素材は文句なく素晴らしいと言うことは強調しておきます。

テレビ東京様、もし続編用に素材必要ならお貸ししますので(笑)。

Blog_3

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2007年4月20日 (金)

不滅の国際プロレス レビュー5

いよいよ、末期にはいってきました。今回はdisc4のレビューです。

1.ミレ・ツルノ VS 阿修羅原

79/6/21 WWUジュニア・ヘビー級選手権 後楽園ホール。原のプロレスセンスが光るなかなかの名勝負。ツルノのセコンドはチャールズ・ベレッツ(ジョニー・ロンドス)。全日本時代の腹しか知らないファンには、ギンギラの衣装は驚きなのでは? 画質は悪い。

2.木村 VS アレックス・スミルノフ

79/6/21 水戸市民体育館。末期国際プロレスの看板外人だったスミルノフが登場。最後はスミルノフの狂乱振りを見かねた原が木村を救出する為に乱入。原売り出しの意図が見え見えの試合。画質は良くない上に、トラッキングノイズが入ります。

3.井上&浜口 VS アンドレ・ザ・ジャイアント&H・カルホーン

79/7/21 村上市民体育館。新日本プロレスに移籍していたアンドレが、久々に国際プロレスに登場した時の試合。なんと、ナニワブラザーズがカルホーンを押さえて勝ってしまうという意外な結末。画質は悪い。

4.木村 VS スミルノフ

79/7/21 IWA世界選手権 村上市民体育館。スミルノフがテキサス・アウトローの助けを借りて念願のIWA世界選手権奪取の試合。ちなみにこの村上大会では原VSダイナマイト・キッド、バトルトイヤルも録画されテレビ中継され、マニアの間で流通しているが、DVDには未収録。

5.ルー・テーズ VS 寺西

79/10/3 黒石市中央スポーツ館。テーズが寺西にコーチをつける形のエキジビション。しかしなぜか最後はテーズがいきなりバックドロップを寺西に仕掛けてフィニッシュ!

6.テーズ VS 鶴見

79/10/4 秋田市立体育館。これもエキジビションだが、実戦試合に近い。鶴見が粘って時間切れ引き分けに持ち込むが、常に鶴見の腰は引けています。

7.ネルソン・ロイヤル VS  原

79/10/5 NWA世界JRヘビー級選手権 後楽園ホール。新日本と全日本がクレームをつけた曰くつきのタイトルマッチ。クレームをつけられて不機嫌だったのかロイヤルの様子がおかしく、原の技を全く受けようとしない。テーズもそれを見て見ぬふり。しっかり対応している原は凄い! 画質はやや悪い。

8.井上&浜口 VS 大木&上田

79/10/5 IWA世界タッグ選手権 後楽園ホール。大木と上田の元インタータッグ選手権コンビがIWA王座に挑戦! ということで組まれた試合ですが、いささか時代錯誤の感があり、最後は上田が大木をイスで殴りつけて仲間割れと言うなんともいいようのない試合。画質はやや悪い。

9.木村 VS ボックウィンクル

79/10/5 AWA世界&IWA世界選手権 後楽園ホール。レフェリーはテーズ。試合途中で中継が切れるため8ミリでつないでいます。ニックのダーティーチャンプ振りが堪能できますが、大木戦のほうが印象は強い。

10.木村&草津 VS テーズ&ボックウィンクル

79/10/6 沼津市民体育館。テーズとニックのコンビは貴重。試合前にはベルトをかざして記念撮影を行なう余裕も。草津とテーズはある意味では因縁の顔合わせでもあります。遅すぎた感はありますが。画質はまずまず。

11.ガニア VS 原

79/11/14 諏訪湖スポーツセンター。8ミリ映像。この試合も放送を録画したビデオが流通しています。ガニアが木村からIWA選手権試合を奪取した試合、そのリターンマッチも流通しているがDVDには収録漏れ。納得いかない!

12.原 VS ジプシー・ジョー

80/1/16 岡山武道館 金網デスマッチ。アイドル路線の原も金網に投入されると言うのが感とも国際らしいと言うか・・・。画質はまずまず。

以上、昭和54年、55年の12試合が収録されています。この時期のビデオは結構残っているので、このセレクションにはやや疑問あり。少なくともマッハ隼人の勇姿は収録するべきではなかったかと。

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2007年4月18日 (水)

不滅の国際プロレス レビュー4

えー、本日は昨日に続いて「不滅の国際プロレス」DISC3を紹介したいと思います。

1.バトルロイヤル

78/4/27 津山市総合体育館。オレンジ色のコスチュームを着たデビル・ムラサキが見られるだけでも貴重な試合。メインでIWA挑戦者決定戦に出場するジョーが対戦相手の井上にバトルには出るなとアピール。これに井上も応じて出場を辞退するという芸の細かさも。画質はやや悪い。

2.井上 VS ジョー

78/4/27 津山市総合体育館 IWA挑戦者決定戦。木村への挑戦権をめぐってジョーと井上が因縁の対決。ジョーの花柄のムームーがなんとも滑稽。画質はやや悪い。

3.大木 VS 稲妻

78/7/28 インター選手権 ソウル文化体育館。韓国遠征での試合より。大木が稲妻に技をかけるたびに拍手を送る韓国の観客の行儀よさが印象的。画質はやや悪い。

4.浜口 VS D・ショルツ

78/10/4 札幌中島SC。若き日のデビッド・ショルツの貴重な映像です。試合前にベイカーが放送席に乱入して生肉をほおばるパフォーマンスも拝める! 画質はまずまず。

5.木村 VS O・ベイカー

78/10/4 札幌中島SC チェーンデスマッチ。昭和45年から因縁のある両者の対決だが、いささか迫力不足。しかしベイカーのキャラクターは素晴らしい。画質はまずまず。

6.木村 VS K・ドク

78/11/25 蔵前。日本リーグ争覇戦より。試合前のS小林の激励シーンはカットされています。試合内容よりもガラガラの客席が気になる。画質は物凄く悪い!

7.浜口&井上 VS ザ・サモアンズ

79/3/24 境町市体育館 IWA世界タッグ。ついにナニワブラザーズが登場! サモアンズ相手に大立ち回り。しかし画質は最悪!

8.阿修羅原 VS G・ジョー

79/4/9 後楽園ホール。8ミリ素材。寺西との国内デビュー戦のVTRがマニアの間で出回っているのですが・・・。

9.木村&浜口 VS 上田&M斎藤

79/4/14 会津体育館。レフェリーはミスターヒト。浜口が集中攻撃を受けてしまいます。画質はやや悪い。

10.木村&草津 VS 上田&斎藤

79/4/18 長野県体育館。放送席を金網で加工というアイディアが面白い。この頃の上田と斎藤は本当に憎たらしい! 画質はやや悪い。

11.木村&浜口&原 VS 上田&斎藤&ヒト

79/4/19 長野市民体育館。もうとにかくメチャクチャな乱戦。見ていて少しうんざりします。画質はよくない。

12.アームレスリング対決 ビリー・グラハム VS ヤンスンヒー(力抜山)、遠藤光男

79/4/19 長野市民体育館。グラハム得意のデモンストレーション。なぜか稲妻二郎がカメラマンを勤めており、「果たして稲妻はどんな映像を捉えるか?」とアナウンサーが煽っています。よく分からない展開です(笑)。

13.木村 VS グラハム

79/4/31 IWA世界選手権 高岡市民体育館。残念ながら8ミリ素材です。アームレスリング対決のビデオが残っていて、タイトルマッチのビデオが残っていないと言うのは不満が残りますなぁ!

14.浜口&井上 VS ブルックス&ジョー

79/5/6 IWA世界タッグ 後楽園ホール。ブルックスとジョーのコンビはこれが最初で最後だったはず。試合は予想通りムチャクチャな乱闘。この頃のナニワブラザーズの防衛戦はすっきりしないものが多かった。画像は悪い。

Blog2

以上、ディスク3のレビューです。8ミリ以外は家庭用ビデオで録画した物のようです。物凄く画質が悪いものもあります。マニアの間では同等画質のDVD未収録の試合が多く流通しているのが現状。残っている素材をすべて収録したという売り文句には疑問を感じざるを得ない。

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2007年4月17日 (火)

不滅の国際プロレス レビュー3

間隔があいてしまいました。申し訳ないです。
今回は「不滅の国際プロレス」DISC2をレビューしようと思います。
AWAと決別、カナダルートを主体にラフファイターが大挙押し寄せた木村エース時代に突入です!

1.木村 VS トーア・カマタ

75/5/26 IWA世界選手権 後楽園ホール。カマタの国際初登場。当時のカマタは不気味さ満点。後楽園ホールの客席上段まで乱入して繰り広げられる場外乱闘は圧巻。

2.木村 VS カマタ

75/6/8 金網デスマッチ 大宮スケートS。タッグマッチの後に急遽金網デスマッチが組まれたという、国際プロレスならではの展開。残念ながら試合の途中で終わっています。

3.木村 VS 井上

75/6/29 IWA世界選手権 後楽園ホール。当時の国際プロレスにおける日本人頂上対決ということになります。ファンの声援は圧倒的に井上が上。試合も井上が押しているが、最後は木村に体力負けと行ったところ。

4.寺西&スネーク奄美 VS コマンド1号、2号

75/6/29 後楽園ホール。収録時間自体は非常に短いですが動くスネーク奄美は貴重!

5.草津&浜口 VS B・J・クイン&G・ヘイズ

とにかく浜口のやられっぷりが凄い! 場外乱闘で上半身が赤く染まる大流血。さらにクインのエルボーとヘイズのギロチンでなぶり殺しに。三本目は立ち上がれず試合放棄という壮絶な試合。ヘイズの不気味なキャラも良い。

6.木村 VS クイン

75/7/28 IWA世界選手権 大田区体育館。クインのコスチュームが珍しくワンショルダーではありません。クインのエルボーで方を破壊されつつも戦いぬいた伝説的な試合。

7.浜口 VS 奄美

75/9/8 石和町小松パブリックホール。OA前のカメラテスト素材と思われます。二階席からの「引き」の画像で試合内容はわかりにくい。

8.ザ・コンバット VS 草津&井上

75/12/2 IWA世界タッグ 横浜文化体育館。P・マーテルとM・マーティンのザ・コンバットが登場! なかなか手強いコンビですねぇ。日本組が見事王座奪回。

9.木村 VS G・ジョー

76/12/3 IWA世界選手権 後楽園ホール。ビデオ時代に発売されたことのある試合です。入場シーンがカットされているのが残念。入場曲がかっこよかったのに! 試合後放送席でインタビューを受ける木村をジョーが襲う!

10.井上&草津 VS バション&ジョー

77/2/27 後楽園ホール。これも以前ビデオ発売された8ミリ素材。メチャクチャな乱闘の末に。井上がジョーのニードロップの餌食になります。

11.バションVSジョー

77/3/15 豊橋市体育館。これも以前ビデオ発売された8ミリ素材。仲間割れした二人が果てしなく殴りあう伝説の試合。

12.草津&浜口 VS クイン&ヘス

77/3/26 IWA世界タッグ選手権 蔵前国技館。IWAワールドシリーズのタッグ部門で優勝し王座を獲得したクインとヘスに草津と浜口の新コンビが挑む。長髪の浜口がついに登場!(笑)

13.木村VSバション

77/3/26 IWAワールドシリーズ優勝戦 蔵前国技館。セミで井上とジョーの決勝進出者決定戦が行なわれたものの両者KOで、繰り上がって決勝に進出したバションは気合充分。とりあえずレフェリーの阿部をKOして、木村に反則しまくりと言う恐ろしい作戦に出る!

14.木村 VS S・ホワイト

78/1/19 水戸市民体育館 IWA世界選手権・金網デスマッチ。この頃のホワイトはかなり肥大化しております。木村のSTFが拝めることでも貴重な試合。ホワイトはこの後WWWFでムーンドッグスに変身します。画質やや悪。

15.大木&ドク VS 木村&草津

78/2/22 岐阜市民センター インター・タッグ選手権。全軍激突戦でのカード。画質やや悪。

私の世代(S44年生まれ)には、やっぱり、この時代の国際プロレスがしっくりきます。クイーンとヘスはとにかく強い!

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